異常独身男性が一人の地下アイドルに恋をした話

 

 

 

あなたの唇に、かなんチュッ😘

 

皆さん、お久しぶりです。かなんちゅです。

 

 

 

『かなんちゅと言ったら風俗ブログ』で色々な方に認知をいただいていますが、今日は先日アイドルを卒業した一人の女性について記そうと思います。

 

 

 

彼女には

「きったない風俗ブログじゃなくて一度くらい私のことをブログに書いてよ!」

と言われていたので、書くならこのタイミングだと思い、筆を持ちました。

 

 

 

彼女の名前は茉莉花

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Twitterアカウント : @Marika_m_52

 

 

 

FES☆TIVEという5人組地下アイドルグループの青色を担当していました。

 

 

 

彼女がどんなアイドルだったかというと、

 

・元気いっぱい、いつもニコニコで煽りが上手い

・『ショートカットと言ったら南茉莉花』とアイドル界で有名になった

・曲によって、曲の歌詞によって、表情を使い分けるのが上手い

・グループの骨、縁の下の力持ち

・記憶力がめちゃくちゃいい

・ヘラヘラしてるけど、相手のことを冷静に見てて優しい心の持ち主

トーク力があるが、同時に聞き上手でもある

・スタイル抜群

・小柄なのにデブラ(麺)が大好き

・人の風俗ブログを勝手に読む

・人の風俗ブログを勝手にメンバーに勧める

・人の風俗ブログをメンバーに音読する

・風俗行くな!!!と叱ってくる

・エクステつけた時に「私、変態だから髪伸びちゃったんだよね」と言ってドキドキさせる

・特典会で持ち込んだ婚姻届にウッキウキでサインする

 

 

挙げればキリがないけれど、同業者、オタク、老若男女問わず、誰からも好かれる(頭のおかしい)素敵なアイドルでした。

 

 

 

 

そんな彼女とは対極にいるキモオタかなんちゅが、どうして彼女と出会えたのか、話は遡ること4年前…

 

 

 

当時、地下アイドルのオタクになりたてだった僕は、一つのアイドルグループを推していた。

今も活動を続けているメイビーME。

そのグループに所属しているメンバーにガチ恋をしていた。

 

当時の僕は本名でオタクをやり、今みたく色々な現場に行ったり、ハチ公前でアイドル狩りをするようなゴミではなく、単推し一途なオタクだった。

 

メイビーMEが対バンに出れば、他のグループは見ずにメイビーMEだけ見て、チェキを撮り帰るといったつまらないオタク。

 

 

 

転機が訪れたのは2018年の秋頃。

 

フォロワーに「FES☆TIVEってグループ楽しいから来いよ」と誘われた。当時はあまり乗り気ではなかったが、有名なツイッタラーさんに誘われたので断ることもできず、また、たまたまメイビーMEと被る対バンがあったので、最後の方まで残って観ることに。

 

 

 

 

今でも鮮明に記憶に残っている。

渋谷O-Eastの上手最前。

 

 

 

 

事前の予習でピンクの子がいいなぁと思ってたので、ライブ中はピンクの子を目で追いかける。

 

すると、視界に青色のショートカットの子が入ってきた。

 

 

第一印象は

『芋っぽくて愛嬌があるなぁ。ダンスは踊ってるというよりも必死についていってるようなかんじ』

だった。

 

 

後で調べて分かったことだが、この時はまだFES☆TIVEに加入して半年も経ってなかったのだ。

 

 

ふと応援したいなという気持ちになり、ピンクのサイリウムを途中から青に変えた。

 

すると、ダンスで精一杯の状態に見えたにも関わらず、めちゃくちゃレスを送ってくれた。

 

 

多分、この時にの伏線が張られていたのだろう。

 

それ以降、時々FES☆TIVEを見る機会があり、その度に青の子に注目するようになった。

チェキは一緒にいたオタクに誘われた時しか行かなかったが。

(本当に一途でガチでメイビーMEの子にしか興味がなかった)

 

 

 

 

 

 

 

それから約1年後、地獄の底に突き落とされる事件が起きた。

 

 

 

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『頭が真っ白なキャンバスになる』とは、まさにこの事だろう。

 

 

会いに行くたびに手紙渡す、同担拒否全開でオタクと絡まない、などのガチ恋拗らせオタクだった僕は地獄に突き落とされた。

 

 

「地下アイドルは闇が深いからね〜」と友達に言われていたが「まさか自分の好きな女に限ってねw」と高を括っていた自分が甘すぎた。

 

 

こうして

「地下アイドルはゴミ!!!」

という思想が芽生えた僕は、声優オタクに戻り、そして風俗オタクへと堕ちていったのだった。

 

 

 

 

 

 

時は流れ2021年。

 

仲の良かった声優オタクから地下アイドルを勧められた。

 

そいつがハマってるグループはFES☆TIVEというグループらしい。

 

「地下アイドルはゴミ!!!」という思想が残っていた僕は、そいつをバカにしつつも、久しぶりに曲を聴いてみた。

 

 

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『しゃかりきトップランナー!』

 

 

 

 

聴いた瞬間、涙が出てきた。

 

 

 

社会人1年目、残業地獄で病んでいたメンタルだったからなのか、めちゃくちゃ刺さってしまった。

 

 

そしてふらっとオタクと一緒に現場に行き、彼女との再会を果たした。

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とても懐かしく、心地の良い瞬間で、何か込み上げて来るものがあった。

 

 

 

それから、気づいたときには毎日彼女のことを考え、ツアーを駆け巡り、地下アイドル追っかけオタクに戻っていた。

 

 

当初、心のどこかで「どうせコイツもオタクを裏切るんやろうなぁ」というモヤモヤが残っていたが、次第に「この人は本当に信用できるのではないか」と思い始めていた。

 

 

もちろん本当に大好きになってしまったので、頻繁に病むは同担拒否は発動するわ水着になると拗ねるわで苦しい時期もあった。

それでも、話しててめちゃくちゃ楽しい上に、世界一可愛いので、会いに行くのをやめられなかった。

 

 

 

 

 

そして2022年。

 

 

今年は他のアイドルも行って強い曲をひたすら追い求めようと思い、DDムーブを始めた。

 

『南茉莉花』という絶対的な存在がいるからこそ、いつでも戻ればいいや、と思いフラフラしていた。

(煌めき☆アンフォレントは神グループです)

 

 

 

 

 

2022年7月25日

 

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仕事で疲れすぎて幻覚が見えてるのかと思った。

 

 

 

『『『卒業』』』

 

 

 

翌日以降、仕事は手につかないし気づいた時には涙が出てくるしで地獄みたいな人間、いや、バケモンになった。

 

親友には

「お前の好きになった女はみんな卒業するしクビになるし結婚するじゃん!疫病神〜〜〜www」

と煽られる始末。

 

(オタクの風俗童貞卒業ブログは大好きだけどアイドルの卒業報告は見たくないよ😢)

 

 

 

 

 

それでも、好きな女は前を向いていたので、卒業まで精一杯楽しもう!と思い、卒業公演まで駆け抜けた。

 

 

 

卒業公演は今まで観てきたどんなライブよりもキラキラしていた。

 

 

これまで、地上アイドルを推してた時は卒業ライブに行けず、最初のガチ恋地下アイドルはクビ、といったように、好きな女の最後を見届けることができなかったので、とても晴れ晴れとした気持ちになれた。

 

本当に素晴らしい卒業ライブだった。

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そんなこんなで、『アイドル : 南茉莉花』は幕を閉じた。

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客観的に見れば決して優遇されていたわけではなかったと思し、嫌なことや苦しいこともたくさんあっただろう。

それでも、人前に出るときはキラキラした笑顔を振りまく姿を見て、この人のオタクで良かったといつも思えた。

アイドルとして人を惹きつける力は間違いなく、どんなアイドルよりも光っていた。

 

 

彼女がこれからどんな人生を歩んでいくのか、一人のファンとしてとても楽しみだし、どんな道に進もうと応援していたいと思う。

 

 

 

 

(頼むからガチでコンカフェはやめてガチでコンカフェはやめてガチでコンカフェはやめてガチでコンカフェはやめてガチでコンカフェはやめt」

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僕はこんな限界キモオタクではあったが、彼女のおかげで間違いなく人として成長できた。

 

風俗通うのは辞められたし、同担拒否も克服しつつあるし、女性と話すことに苦手意識があったけど過ごしずつ消えてきた。

 

 

そして何より、地下アイドルの中にも真剣にアイドルを演じて輝いてる子もいるんだと教えてもらえた。

 

 

「ありがとう」という言葉だけでは伝えきれないけど、本当にありがとう。

 

 

 

アイドルでなくなっても、『茉莉花』という女性が大好きなので、これからもずっとずっと好きでい続けると思う。

 

 

そして彼女の幸せを祈り続けていたい。

 

まりの人生に幸あれ!

 

 

 

 

 

 

 

最後に……

 

 

 

 

 

 

 

 

【ご報告】

 

9月1日、かなんちゅは茉莉花さんと入籍しましたこと、ここでご報告いたします。

 

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アイドルを辞めるまでは我慢しようと心に誓っていたので、遂に夢が叶って幸せいっぱいです。

頭のおかしい2人ですが、これから末永く幸せな家庭を築いていきたいと思います。

 

 

 

じゃあな!

地下アイドルに貢いでる愚かな異常独身男性たち!!!!!

 

 

 

 

 

(おしまい)