結婚報告(死刑宣告)

 2019年12月28日深夜2時頃、推しの結婚報道がTwitterで出回った。

「絶対結婚"""できない"""だろ(笑)」

これが推しが同じ友達との合言葉だった。

ここから先は、健常者の人間は見ないことをオススメする。オタクは自分が同じ立場になったらどうするか、考えながら読んでほしい。

 推しのことをここではRさんと呼ぼう。

 Rさんは現在32歳の声優である。声優としての実績は乏しいが、某ア◯マス声優であり、その美貌と歌唱力には定評があった。

 私は彼女をソロ活動開始とともに応援し始めた。CDリリースイベントやライブには積極的に足を運んだ。特にリリイベは実際に会話ができるので、貴重なイベントだった。「ここで積まなきゃ男じゃねぇ！！！」くらいの勢いでCDを複数枚購入していた。私は地方在住のため交通費の出費も痛かったが、彼女の笑顔を見るためだったら毎日バイトでも仕方ない！！根性で、大学生活＜＜＜＜＜Rさん を貫くことを心に誓っていた。

  お渡し会では色々なことを話した。

 「え、かわいいですねw」←オタクの定番

 もちろんこのセリフも言ったが、人生相談にも乗ってもらった。教育実習中でしんどい時には同じ経験者の立場として励ましてもらった。大学院進学について悩んでいる時には、博士課程まで進んだ経験からアドバイスをいただいた。

「何女性声優に人生相談してんねんw」と笑われるかもしれないが、彼女が漂わせる"人生の先輩"感がそうさせたのだと思う。

 この時には既に"ガチ恋"をしていたのだろう。

 ところで、多くのオタクは"ガチ恋"について、何か誤解をしているように思える。

 よく「俺もガチ恋しようかな〜」「ガチ恋なんてやめろよ〜」という発言を耳にすることがある。

 しかし、私は言いたい。

"ガチ恋"なるものは"する"のではなく、いつの間にか"していた"ものなのだと。

 そう。人は気づいた時には既に"ガチ恋"しているのだ。

 また、自由にやめられるものでもない。一種の薬物中毒に似てるのかな？

 オタクにはこれを少しでも気に留めておいてもらいたい。推しが結婚して初めてそれに気づき、大号泣するような道を辿ってほしくはない。

 では、どうするのが正解か？

 それは、なるべくその人にお金を落とさない。あるいは、声優に対して「キャストとファン」という関係を常に意識しておくことが大切だろう。声優に私情や感情を持ち込まないようにする、これを間違えると悲惨な結末を迎えることになる。

「コイツは何を言ってるんだ頭大丈夫か？」と思われるかもしれないが、私も自分で何を言っているのかよくわからない。しかし、これを少しでも理解して共感してくれる人がいたら嬉しい。

 オタクには是非後悔しないオタクライフを送ってもらいたい。一人の人を追いかけ続けるのも、色々な人に手を出す所謂DDも、楽しみ方は様々だろう。それでも、どんなオタクにも必ず「推しの結婚」が訪れることは確かであろう。その時に備えて、今から自分の気持ちと向き合うことで今後のオタク人生をどうするか真剣に検討してもらいたい。

                    女性声優は皆、結婚する。結婚できないのは、私だけ。

最後に

立花理香さんへ

俺、本当に貴方のことが大好きだったよ。

今はまだ無理だけど、いつか笑顔で「ご結婚おめでとうございます！」と言いに行けたらいいな。

いつかそんな日が来ますように…

冗談でも、こういうことはしないほうがいいらしいね(2019年7月6日)

初めてのブログがこんな内容って泣きアニメすぎるだろ

かなんちゅ